TOPICS
TOPICS
お知らせ
2025年07月09日
子ども向けスイミングスクールが地域で安定した集客を実現し、長く選ばれ続ける存在になるためには、優れた指導や施設だけでなく、「ブランディング」の視点が欠かせません。
単に知ってもらうのではなく、「この教室だから選びたい」と思ってもらえる価値づくり。
それが、これからのスイミングスクール運営において最も重要な差別化要素となります。
今回は私たちアメージングデザインが、子ども向け事業者に特化した専門デザイン会社の視点で、子どもスイミングスクールにおけるブランディング戦略の考え方のポイントを解説します。
ブランディングとは、ロゴや色のイメージだけでなく、「誰に」「何を」「どう伝えるか」を一貫させて教室の印象を確立することです。
子ども向けスイミングスクールでは、保護者にとって「安心できる環境」「子どもの成長につながる指導」「先生やスタッフの人柄」などが選定の大きな基準になります。
これらを整理し、言語化・視覚化することで、教室の「らしさ」が伝わり、競合との差別化にもつながります。
例えば、
・水が好きになるをコンセプトにした、楽しく明るい教室
・初めての習い事でも安心できる親子への寄り添い
・進級や目標達成をサポートする育成型プログラム
こうした方向性が一貫していると、パンフレットやWEBサイト、チラシなどのすべてのデザインにその「ブランドストーリー」が息づくことになり、保護者の印象にも深く残ります。
ブランディングを伝える際には、ビジュアル(写真、イラスト、色使いなど)とコピー(言葉やメッセージ)がズレていてはいけません。
すべての媒体において一貫したトーンで表現することで、信頼感が生まれます。
特に、初めて出会う可能性の高いチラシやWEBサイトのファーストビューでは、キャッチコピーと写真の一致が極めて重要です。
「はじめてのスイミング、笑顔からスタート」 「水を楽しむ力を、未来の自信に」
こうしたメッセージと、笑顔の子どもたちの写真が一致していれば、親御さんは自然に「ここに通わせたい」と感じるのです。
また、配布ツールや広告に載せるロゴやカラーも、毎回変えずに統一することで、地域での認知と信頼が育っていきます。
現代の保護者は、口コミやレビューを重視する傾向があります。
実際の保護者や子どもたちの声をブランドの一部として取り入れることで、「共感される教室像」を強化できます。
・体験レッスン参加者の声を掲載する
・保護者からのメッセージを動画やイラストで紹介する
・SNSでの自然な投稿を活用する
これにより、広告だけでは伝えきれないリアルな価値が伝わり、ブランディングに深みが出てきます。
ブランドは見た目だけでなく、教室に関わる「人」からも伝わるものです。
受付スタッフやインストラクターの人柄や理念が伝わる紹介ページを作ることは、教室への安心感と信頼を育てる大きな要素です。
また、日々のブログやSNS投稿にスタッフのコメントを載せたり、教室の日常を紹介することで、距離感を縮め、親しみやすい印象を与えることができます。
子どもスイミングスクールのブランディングは、「見た目を整える」ことではなく、「選ばれる理由」を明確にし、それをすべての接点で一貫して伝えていく戦略です。
私たちアメージングデザインは、子ども向け事業者様に特化した企画提案型のデザイン会社として、理念・特長・想いを言語化し、それを視覚的に表現することを得意としています。
チラシやパンフレット、WEBサイトなどのあらゆるツールを通して、スイミングスクールの「らしさ」を伝え、地域の中での信頼を築くお手伝いをいたします。
ブランドづくりに初めて取り組まれる方も、すでにあるイメージを整理・再構築したい方も、お気軽にご相談ください。